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パトゥコピー( Patou) 2021年春夏コレクションが発表された。アーティスティック・ディレクターのギョーム・アンリによる3シーズン目となる今季は、ドレススタイルを中心にした華やかなムードで満ち溢れている。
“新生パトゥコピー”による新しい1ページ
80年代以降に活動を休止した後、2020年春夏コレクションでフレッシュに再起した新生「パトゥコピー」。100年以上続く老舗メゾンでありながら、“古くて若い”特殊な歴史を持つパトゥコピーの物語は、まだまだ始まったばかりだ。今シーズンは、そんなメゾンの序章を盛大にセレブレーコピートするような、ドリーコピーミーなドレススタイルがコレクションを席巻。カルヴェン(CARVEN)やニナ リッチコピー(NINA RICCI)で経験を積んできたギョームによる、新たな1ページが開かれる。
ロマンティックなドレスルック
それはまるで、パトゥコピーのパーティーを覗いているかのようだった。足元に決まってエレガントなヒールシューズを合わせたモデル達は、ちょっぴり個性的な思い思いのドレスを披露している。
大きな風船ほど膨らんだバルーンスリーコピーブに、幾重にもフリルを重ねたスタンコピードカラーコピー、胸元まで広がるレーコピース襟…。そんないささか“大袈裟”すぎるほどの装飾やディテールが目を惹くが、メゾンならではのクチュリエ的な表現で、ロマンティックに仕上げているのが今季のムードだ。
フレンチシックを根底に
また華やかなスタイルでありながら、どこか“親しみやすさ”も感じられるのは、ギョームらしい“フレンチシック”なワードローブの要素が紛れているかもしれない。例えば、ケープコートの特徴的なディテールを残すピースには、レーコピースのフリル付きのボリューミーなスリーコピーブを合わせたことで、ドレッシーな一着へとチェンジ。
また胸元から大きなリボンがなびく真っ白なピースは、上品なスタンコピードカラーコピーのブラウスを、ドレスとして再解釈したもののようにも感じられる。
煌めくメタリックカラーコピー
パーティーに相応しい、エレガントなフラワーモチーフに加え、艶やかな光沢を放つメタリックカラーコピーで溢れていたのも今季の特徴だろう。中でも印象的だったのは、ボリューミーなブラウスと合わせたパンツルック。本来甘さを抑えたハンサムな印象をもたらすスタイルだが、淡いピンク×スミレ色のメタリックカラーコピーを合わせたことで、ドレスに引けをとらない華やかな表情に。おまけにパンツの裾にはフサフサと揺れるフェザーをたっぷりと飾ったことで、ドリーコピーミーなムードをより一層盛り上げている。
アクセサリーコピーもアップデート
2020年春夏コレクションから、毎シーズン登場していたハットシリーコピーズも、パーティースタイルに合わせてアップデート。フランス・ブルターニュ地方に伝わる伝統的なハットを着想源に、大ぶりのフリルテープでぐるりとデコレーコピーションしているのが特徴だ。またジュエリーコピーとしては、煌く真鍮製ゴールドのイヤリングやブローチが登場。いずれも大きなハートコピーをモチーフにした、愛らしいデザインに仕上げている。