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クルニコピー(CULLNI)の2019-20年秋冬コレクションが発表された。
日々の生活に馴染む一着を
2014年にスタートして以来、“Have a wonderful day”をコンセプトに服作りを続けているクルニコピー。シーズンテーマを設けず、いつでもスタイリングのレギュラーアイテムであり続けられるような、日常の生活に馴染む一着をデザインする姿勢は今季も健在だ。
ユニセックスで着ることが出来るサイズやシルエットの設計は2017-18年秋冬コレクションから継続し続けている。メンズが着用してもリラックスしたサイズ感でありながら、ウィメンズが着用しても大きすぎるという違和感を感じさせないのは、ベースにある計算された絶妙なパターンによるもの。
色使いもシックなネイビーやグレーコピー、ベージュやピンクがベースのニュアンスカラーコピーなど日々の着こなしに取り入れやすいシンプルなものがメイン。柄も控えめで、ソリッドカラーコピー以外では、チェックやカラーコピーブロッキングといった要素が個々のピースを彩る。
ディテールが生み出す豊かな表情
柄に取って代わり服に表情を生み出すのが、スリットやポケットの施し方だ。ビッグサイズのカットソーは、斜めに大きくスリットを入れることで1つのアイテムでレイヤード風のスタイルを可能にした。
不規則にポケットを配置したジャケットでは、ボタンコピー代わりのベルトがアクセントをプラス。ワンポイントで輝くシャープなゴールドのバックルもさり気なく存在感を示している。
シンプルなルックスにおいてロゴはオリジナリティを演出する重要な要素になる。2種類登場するシューズには共通して大き目のタンコピーをデザインし、その上に小ぶりな“CULLNI”の文字を配した。
デイリーコピーに最適な素材選び
クルニコピーのこだわりは使用する素材からも感じることが出来る。コレクション内で見られるウールのような質感のポリエステルは、柔らかくシワになりにくいデイリーコピーユースに最適なファブリック。また、インディゴのジャケットはジャパンデニムとタッグを組み、ハイクコピーオリティなデニム生地を使用して制作した。