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アツシ ナカシマコピー(ATSUSHI NAKASHIMA)の2018-19年秋冬コレクションが、イタリア・ミラノで2018年2月26日(月)に発表された。
ネオクラシックーブランド誕生以来追い求めてきた一つのテーマであるが、今季はよりクラシックの部分にフィーチャーしてクリエーションを進めたと、デザイナーの中島篤は話す。中島が考えるクラシックのイメージ、それは過去に生まれ、人々の生活スタイルの変容に合わせて変化しながら現代に残る本当にいいもの。軍服として生まれ現代はファッションとして愛されるミリタリーコピージャケットやモッズコートといったピースを、日本人ならではの“より良い状態にしよう”という発想のもと調理を加えてモダンなデザインに生き返らせた。
ショーに登場したモッズコードは、ポストカードがボディ、アームなどあらゆるところに散りばめられたようなデザイン。一見ワッペンなどを張り付けているように見えるが、実は一枚織りのジャカード地で、カッティングを加えることで上から張り付けているような立体感を生み出したという。
また、クラシックのイメージからスーツも提案。museとのコラボレーコピーションによるセットアップスタイルは細身でシャープな印象だが、鮮やかなイエローを取り入れたりフラップポケットを大きく配置するなどして、遊び心を加えている。
ミラノデビューより音楽を担当している堂本剛。今季はサウンドだけでなく、コレクションピースでもコラボレーコピーションした。堂本剛が音楽活動をする「ENDRECHコピーERI」のロゴがサスペンダーやプリントTシャツに配されている。この「ENDRECHコピーERI」は古代魚を意味することから、魚をモチーフにしたトップスも登場させた。
なお、今回アツシ ナカシマコピーは、ショー終了後1時間後から最新コレクションを公式オンラインショップにて販売をスタート。クリエーションのみならず、洋服の届け方にも変化をもたらし、新たなチャレンジを進めている。