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アニエスベーコピー(agnès b.)初の長編監督作品『Je m’appelle Hmmm…』(東京フィルメックス邦題:『わたしの名前は・・・』)が、第70回ヴェネツィア国際映画祭で、映画の新しいトレンドを紹介するオリゾンティ部門に選出。日本では、2013年11月23日(土)から12月1日(日)まで開催される第14回東京フィルメックスにて、特別招待作品として上映が決定した。
本作は、フランス・ボルドー地方近辺を舞台に、悲しい思い出を抱えた60歳の男性と近親相姦者の父から逃げる11歳の少女が赤いトラックに乗って旅をするロードムービー。この主演2役を演じるダグラス・ゴードンとルー・レリア=デュメールリアックの他に、シルビー・テストューやジャック・ボナフェらも共演する。
アニエスベーコピーの映画への情熱は、自らの映画製作会社「ラブ・ストリーコピームス・プロダクション」を設立するほど。これまで、デヴィッド・リンチ監督作品『マルホランド・ドライブ』やクエンティン・タランティーノ監督作品『パルフ・フィクション』など、数々の映画で衣装をデザイン。そして、カンヌ国際映画祭をはじめとする様々な映画祭を後援するなど、映画に情熱を注ぎ続けている。
ストーリーコピー:
不在の母親、性的虐待を繰り返す父親を持つ3人姉妹の長女である11歳の少女が逃げ出した。無知な祖母は何が起こっているか知る由もない。遠足の途中で姿を消した少女…。少女はトラックに乗り込んだ。スコットランド人運転手と行く、人生にまつわる色々なこと教えてくれる旅。運転手との偶然の出会いからはじまる、様々な出会い。「愛はいったいどこに?」。素晴らしく、そして悲劇的なロードムービー。
東京フィルメックス公式サイト:http://filmex.net/