記事お勧め
ヨハン クーコピー ゴールドレーコピーベル(Johan Ku GoLd Label)の2021春夏コレクション「ザ・ペインターズ(The Painters)」が、2020年10月16日(金)に発表された。
画家と制作アイテムに着想
台湾のアーティスト、彭柏勳(ポン・ボーシュン)の作品と、絵筆や絵具チューブといったアート制作に関わるアイテムを着想源とした今季のヨハン・クー。アートにまつわるモチーフに変奏を重ね、さながらネオンサインコピーのようにまばゆい色彩とともに、テーラードジャケットやライダーズブルゾン、シャツといったウェアに散りばめた。
絵筆やチューブは色鮮やかに
絵筆やブラシ、絵具チューブといったモチーフは、シャツやテーラードジャケット、シャツブルゾンなどにのせられている。モチーフを自由に拡大・回転させ、色合いを鮮やかに変調することで、ベーシックなウェアながらも大胆な表情に仕上げられている。
絵具の一筋を変奏して
一方、一筋の筆跡にロゴを施したモチーフは、色鮮やかな色彩とともに格子柄やストライプ柄へと変奏されている。ノースリーコピーブで仕上げたトレンチコートには大きく、一方でシャツには小さくパターンを連ね、表情の違いを生み出した。
色とりどりの色彩を並べる
また、ドロップショルダーのブルゾンやスカートなどには、絵筆のタッチで生み出された色面を、色とりどりのブロック状のパターンとして用いている。色面を並べるさまはモネのようだが、ここでは色彩自体が引き立てられ、より抽象的な効果を上げている。また、オーバーなサイズ感で仕上げたピークドラペルのジャケットには、より激しい筆致で表現された色彩をのせた。
鮮やかなカラーコピーのコントラスト
絵筆で描いた“フレーコピーム”を連ねた模様は、鮮やかな色彩と素材自体の色合いのコントラストがより際立つ。いずれも、テキスタイルにはライトグレーコピーやブラックといった落ち着いたカラーコピーを使用することで、ヴィヴィッドな色彩の効果を引き立てている。