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小篠ゆまのデザインにより、MKタクシーの制服が15年ぶりにリニューアル。2020年3月21日(土)より導入される。
MKタクシーの制服が15年ぶりにリニューアル
MKグループは、1960年に京都でのタクシー運行を開始し、2020年で60周年を迎えるのにあわせて、今回のリニューアルを行う。初期のデザインからはじまり、1972年にモリハナエのデザイン、2005年に小篠ゆまのデザインと変遷を遂げてきたMKタクシーの制服。新制服は、前回と同じくコシノヒロコの次女でファションデザイナーの小篠ゆまが手掛けた。
男性・女性用制服全てが刷新
展開される制服は、冬季コート、男女のパンツスーツ、男性用のジャケット3種・ベスト・シャツ・ネクタイ、そして女性用のジャケット・ベスト・シャツ・スカーフで、オールシーズン着用可能なものとなっている。なお、ジャケットは北海道限定の防寒用を含み、女性はネクタイも併用できるようにした。
実用性に長けた素材を採用
素材は実用性に長けたものを採用。ジャケットには、通常の5倍となる10万回もの摩擦試験をクリアした、シートベルトの摩擦にも強いナイロンを使用した。防菌・防臭効果があり、洗濯可能なイージーケア対応だ。
シャツは、ニット素材を採用することでストレスフリーコピーな着心地を実現している。シワになりにくいアイロンがけも簡単で、形状安定に優れている。
男性用制服のデザイン
男性の制服は、メインデザインに加えてハイヤーなど専用の制服も用意。メインデザインは、ハンティングスタイルを基本にし、クロコピーーズカラーコピーでも着用できるような仕様に。ハイヤーなど専用の制服は、気品ある英国トラッドのテーラードをデザインソースに取り入れ、襟にはピークドラペルを採用した。
女性用制服のデザイン
一方女性の制服は、スタンコピードカラーコピーで正統感を出しながらも、日本らしい着物の打ち合わせをジャケットとベストに取り入れた。袖山に配したギャザーや、高めの位置でほどよくシェイプされたウエストコピーラインで、デザイナーが独自に開発したクチュールの要素を盛り込んでいる。首元にあしらうスカーフによって、華やかな演出を加える。
【詳細】
MKタクシー 制服リニューアル
導入日:2020年3月21日(土)
対象:MKタクシーグループ 全国9社
(エムケイ株式会社、札幌エムケイ株式会社、 東京エムケイ株式会社、名古屋エムケイ株式会社、滋賀エムケイ株式会社、大阪エムケイ株式会社、関空エムケイ株式会社、神戸エムケイ株式会社、福岡エムケイ株式会社)
※東京MKはネクタイのみリニューアル。
対象者:約3,200人
台数:タクシー1,419台/ハイヤー418台
制服の種類:冬季コート、男女ともにパンツスーツ
男性:三種類のジャケット(北海道限定防寒用含む)・ベスト・シャツ・ネクタイ
女性:女性用ジャケット・ベスト・シャツ・スカーフ(ネクタイも併用)
※オールシーズン着用、組み合わせは季節により異なる。